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朝待月

女性向け内容を含みます。 ご注意くださいませ。
2025
05,13

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2024
07,07
(1)の続きです。
ここからは大体疑問点の話。

まず、基本的に公式がファンの声を受けて
というパターンは無いものとします。
ライブ感も大事にされている作品なので、ファンの声の影響がゼロとまでは思わないけど、正直そんなんわからんし。
あと海外展開を見据えて云々も同様。
真実の分からないものについてあれこれ決めつけるのは時間の無駄でしかない。

本編で受け取ったメッセージが間違っていなければ、続編なり何なりでまた感じさせてくれると思うから。

続き、Fate/stay nightのネタバレ一部含みます。UBWの再放送も始まったので是非ご覧ください。大好きなルートです。


そもそも、この物語は真に受けていいやつか。ブレイバーンの復活、そしてイサミとの再会。もだもだして言えなかった想いを伝え合い、再びひとつになるふたり。親しい人たちからの祝福。それ自体はまあいいです。でもキング大将には謝れよ。絶対にだ。

スーパーウルトラトンチキウェディングストーリーとしてこの物語を捉えた場合、最後の「……ほんとに?」の受け取り方も変わる。「こんな力技ハッピーエンドありなのか…?」というボブやキング等常識人サイドからの呆れ声。トンチキワールドであればキング氏もきっとちょっとした折檻くらいで許してくれるよ。

けれど、これをルイス・スミスが己の中のブレイバーンに食われ、人間の可能性に見切りをつけた物語とした場合、「本当にこれが幸福だと思うか?」という、書き手からの問いかけになる。
(尚、トンチキの場合もこちらの解釈は可能)

追記:
至極単純に「おわり」に対しての可能性もあるな。めでたしめでたし。はいこれでおしまい。本当に?っていう。

まずここで迷う。

本編の雰囲気を受け継ぐのは確実に前者。その場合、結婚前夜のドタバタお祭り騒ぎを狙ったものなのかな、と思う。好き勝手する。逃げる。追いかける。囃し立てる。茶番劇。
そもそも、イサミとブレイバーンの始まりはあまり幸福とは言えなかった。緊急事態に対応する為、無理矢理添わされたイサミ。ルルとスペルビアが理想的な組み方をしたのに対し、やっぱりイサミとブレには暴力的な側面があった。だから、そのやり直しの意味もあったのかも。改めて想いを告げ合い、今度こそちゃんと添い遂げようと。

でもそれだとタイムズスクエアでの出来事が思いっきりノイズになる。スパロボ敵のいなくなった世界では、ブレイバーンは脅威であり異物になる。TSへのビンタ自体はおそらくかなり軽いものだろうけど、他のTSや人間たちはその存在感に気圧されて戦意喪失したと取れる描写なので、結局上位存在じゃなければ争いは止められないのか?と思えばいいのか、その上位存在は人の意志の力で生まれたから人間の力の範疇だと思えばいいのか…

後者だと、間違いなくスミスの存在が消える。
常識的に考えれば、計4万そこらの円盤特典にそんな話書かないだろと思うので、一応は否定しているのだけど。

イサミと共に在らねば理想のヒーローになれない自分。それは完全に思い込みだと思うのだけど、帰還後は尚の事その気持ちが強いのかもしれない。それくらい魂がイサミと紐付いてしまっている。

いずれにせよ、まずイサミとスミス、休養と会話足りてない問題。完全にPTSDだろ!とまあまあ思う。一度静かな環境を与えてあげてくれんかな…

あと後ろに行くにつれ、本当にルイス・スミスの存在感が薄くなる。
ルルが「ブレイバーンはスミスである」と度々念押ししてくれるものの、「スミスでもない、ルルでもない。彼にまた会えた」ここが本当によくわからない。いやスミスだっつってんじゃん。てなる。
先生!そいつスミスです!

ペルソナの区別に過ぎないという意見も分かるんだけど…変身したらスミスとしての意識は奥に行くのも一応は納得できる。本編でもそうだから。

いやでも「スミスではない彼」って何だ…???だからと言って純正人外とかでもないし…ルルでもない、とここでルルを出してくる意味もあんまりわかってない。合身仲間としての括りかなぁ。まあブレイバーン個性つよつよだから、同一人物だと分かってても別扱いにする気持ちもわかるはわかるからまた難しいような…衛宮士郎と第五次アーチャーみたいなものか。

書き手が向かわせたい幸福の形がいまいちよくわからないので、こちらとしてもどう受け止めていいのかが非常にふわふわしているというのが正直な気持ちです。
いっそ11話くらいのノリで読んでね!とか言われたい。是非そうしたい。
実際、11話の???感と12話の勢いがミックスして悪いほうに行ってるような印象だった。

概ね、以下の考えの方が多いと思う。

・スパロボ同士の戦争は終わった。あとは人間同士で解決させていくべき。
・人の世界に戻ったイサミとスミスは、これから人としての幸福の在処を探していく。それが人間讃歌の物語として妥当である。

私もそう思うので、うだうだ悩みたくないから合身で取り敢えずひとつになっとこ!という流れもマジでわからん。その力はもっと神聖なもんだろ!ブレイバーンの存在さえ侮辱したいの?まずは話し合えよ!その口は飾りか???という気持ちが否定できない。
思いっきり文句言ってんな。

ルルの「もう戻れなくなるだけ」というのは比喩で、搭乗が交合なら合身は婚姻に相当するとして、魂の結びつきが深まってそう簡単に離れられなくなる…くらいの意味だとは思っています。
実際にもう物理的に不可分だとしたらもう間違いなくメリバです。
この作品でメリバやるなよって言うよ。

それだって、本来は時間をかけてゆっくり傷を癒し合って前に進んでいけばいいんだと思う。そんな性急な…

ただこのふたり、本来デスドラの襲来がなければ絆を深められたかかなり怪しかったわけで。だからブレのこと事実上キューピッドだと思ってて。もしかしたら、ブレを介してしか結びつけない運命のふたりなのかもだけど。

思うに公式のスタンスとしてスミスを蔑ろにするつもりは多分無い。それだとEDのあれ何だったのよって思うしさ。スミスを立てればブレの存在が遠ざかり、ブレを立てればスミスは希薄になっていく。その調整が難しかっただけの話かと。

総括としては、
・改めて作品について考え直すきっかけになった
・現時点で評価はしなくていい。今後の展開次第。展開が無かった場合は自分は本編だけ観ておきます。だってよくわからんし。
・でも、最終的にはイサミとスミスはきっと幸福を掴んでくれると信じています。別に一緒になるとかじゃなくてもね。いや一緒になってほしいけどな(ド正直)だって別に離れる理由も無くないか?半年同居してて問題無かったって貴重な相手だよ!逃すなよお互いをよ!
・やっぱり私が望んでいるのは、スミスがきちんと自己肯定に向かうこと。自分の想いを受け入れて、イサミに伝えること。結果がどうあれ、そうして初めて歩き出せると思う。
 何も救えない無力な人間なんかじゃない、イサミの、ルルの、みんなのヒーローだよって自分を認めてあげてほしい。
・グッズあんま買わない人なのですが、スミスのアクスタを買いました。
やっぱり出番少ないのだいぶ根に持ってる。
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