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朝待月

女性向け内容を含みます。 ご注意くださいませ。
2025
05,13

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2024
07,24
(2)の続き。なんと続いた。
本当はさっさと書き上げてしまいたかったんですが、プライベートのほうが…というか主に仕事が…

後編発表からそれなりに時間が経過した為、議論自体はだいぶ下火になってきているようですが、なんか一部で妙な派閥争いぽくなってて、それはそれでやや辟易するところ。

いずれにせよ気が早いと思うんだよな。
何方かも仰ってたけれど、全ての解釈はラストの一文で全部ひっくり返る可能性があるので、今のうちに方向性を決めつけてしまうと今後さらなるダメージを負うと思うよ…それも今回の比じゃないレベルの。

勇気爆発祭が怖いと仰ってる方もいらしたけど、今無理している方々が壊れやしないかっていうのが一番心配。同好の方々が苦しむのあんまり見たくないし…。

今のファンダムって結構せっかちじゃないか?なんでそんなに生き急ぐんだろ…ファスト文化の影響なんかな…まあいいか

今回は時間を置く中で出てきた自分なりのあれこれの見解や意見というか。結論は出なくてもそれなりに解釈しておかないと本当にただの怪文書になっちゃうから…

基本的に考え続けることが好きなので、アフスト自体が現状よくわからない代物だとしても、いろんな方々の真摯な考えを聞けるのはまたとない得難い機会だとも思うのです。それまでは毎日楽しいばかりで、解釈のほうにあまり頭が働かなかったから。

やっぱりちょっと恨み言っぽくなるな
私は楽しいばかりでよかったから、この作品で大真面目に解釈するつもりが一切無かったんだよな…考えるの好きって言ったけど、非常に疲れもするから…

ウテナやピンドラのような抽象表現や、うみねこのようなフィルタを掛けた表現での解釈なんかも試みてはみたんですが、それがブレバの文脈に合うのかは自信ないかな…
現状「公式はキャラたちの幸福を願っている」という信頼に基づいた解釈をするしかない状態なので、その幸福の姿にズレがあったらその信頼とやらも…どうすればいいのか…

以下、空の境界、魔法使いの夜、うみねこのなく頃にネタバレ含みます。


・結局、8話でスミス(青眼)は死亡してしまっており、最終話では本当の意味での帰還を果たしていない。
→ある意味では正しい。
 緑眼の彼は「ブレイバーンになれるスミス」であり、元の彼と完全に同一の存在ではない。だがルイス・スミスとしての心は失われていないので、同一性自体は保持できているという認識。青崎橙子の作る人形のようなイメージ。

・「自分は公式が想定している視聴者じゃなかった、客じゃなかった」
→基本的には別れたい交際相手を振る際の口上のようなものだと思っているんですが、真に受けて苦しんでる方がいたら可哀想だなと。公式の想定がなんだ。客でいたいと思っているのであれば客だし、公式を自分の望む姿に変えたい人は客ではないです。本当にただそれだけ。

・搭乗が交合、合身が婚姻であるなら合身ENDでゴールなのか?
→一昔前の少女漫画でありがちな、結婚式で終わるやつ。ブレイバーンは生憎一昔前の少女漫画ではないし、先述のとおり二度と個々に戻れないのならメリバだし、元に戻れるのであればむしろこれからがスタートです。衝動に駆られて契って籍入れちゃった夫婦状態なので、今後の課題は山ほどあるんですよ。大体は話し合いしろよってことになるんだが。
 「もう戻れない」が結婚契約の話とすれば、形だけ先に結びついてしまったふたりがこれからゆっくりわかりあっていく展開も、まあアリだと思うのです。とにかくただただ一緒になりたすぎてなりふり構わず合身しちゃったと思うとエッチでかわいいな!という気持ちもまあ…ありはする…

・スミスとブレイバーンは二項対立するものではない
→再三言われていますが、ふたりは同じものです。どちらかを切り捨てるのはスミスの人格の部分否定。つまり正解は「どちらも受け入れ、等しく愛する」。そこまではまあいいんだけど…これでブレに性愛込みの愛、スミスに友情寄りの親愛が割り振られたら個人的にはイヤかな~~~全然個人の感情になっちゃうけどスミス実質振られてないか???
 同じものではあるけど同じではないじゃん…金髪青眼の青年とイケロボって少なくとも見た目違うじゃん…姿が違うだけで愛情の種類の切り替えなんて、できっこないとも思ってはいますが。

・ブレイバーンはスミスの理想たる強く美しいヒーローかつ、イサミへの認められない愛情を担う存在である
→ヤスにとってのベアトリーチェじゃん…完っ全にベアトリーチェ。
 ベアトリーチェはヤスが切り離したかった戦人への恋心と、六軒島の魔女幻想を組み合わせて生まれた存在。とはいえ、スミスはヤスほど自分に幻滅してはないけど…と思ったけど案外幻滅してそうでイヤだな。君ほどのスペックで自分を好きじゃないとか言われたら私のヘキにぴったり…いやヘキはまあいいんだけど
 理想が高すぎるんだろうな、というか突然ロボになっても速攻適応できる男なので、感性も並みの人間からはちょっと逸脱してるのよな。ヒーローに憧れていたからロボヒーローになれてヤッター!そうはならんやろと。でもそこでウジられてもアレなので好きよスミス…勿論葛藤はあっただろうが、優先順位が低かった。イサミと世界を救うことが最重要だったから。そういう軍人らしい冷徹な判断、悲しいけど好き。

・今後の展開について
→劇場版やるのなら、完全新作でオルトス複座の話希望。本編と同じ台詞言わせたりしてほしい。「イサミ・アオ。お前にはまだ人間というものがわかっていない」「君とじゃなきゃ戦えない、戦いたくないんだ」「大好きだ」言ってほし~~~けど絶対地獄 イサミは崩壊寸前だしスミスは余裕無さそうで、昏い深淵に咲く一輪の花の如き物語になりそう。それって最早ブレイバーンですか?虚淵アニメじゃなくて???

 あとミニデスドラたちがわちゃわちゃする無機生命体たちのゆるふわ日常アニメ「ですどら!」を…5分アニメで…

・実は世界一周中に致したのでは
→案外無いとは言い切れない。その場合、イサミの困惑と矛盾させない為には「告れないままうっかりそういう流れに至った」ということになる為あかんな。1話とやってること同じになるな。まあ一旦ナシにしておこう。
  
・人間讃歌とはつまり何だったのか?
→人間讃歌。人間の清濁全てを尊び、可能性を讃える言葉。
 これと真逆の存在がデスドライヴズです。無機。永遠不滅、行き止まりの九つ。スペルビアがルルを受け入れられたように、もしかしたらまだ進化の可能性もあったかもしれませんが。デスドラ全員がそれぞれルルをパイロットとして迎えたifとか物凄く興味あります。
 ブレイバーンは有機と無機の混合存在でありルイス・スミスの意志が軸になっている為、人間讃歌の適用対象なのかと。別にそれはそれでいいけど、スミスのすがたでも…もうちょっと…こう…その…はい
  
・二次創作の動向について
→公式は二次の為にあるわけじゃないしな…無から錬成したCPも推してる身としては、あまりお気になさらず…と言いたいけど、むしろ今回のように公式の関係性にひと押しした感じの界隈のほうが近さ故に難しいのかもしれないなと。
 二次をやる為に無理に曲解する必要は無いけど、生きていく為の力になるのであれば別にそれだって正しいとは思うしな…本当は皆様心の底から納得したいだろうし、苦しみながら落としどころを探す姿も見たし、そんなに苦しめられる価値があれにあるか?とも思うし。

・結局のところ、ブレイバーンって何?
→スミス≒ブレの場合に限定しますが、「ルイス・スミスの秘めた欲望」に集約されるかと。憧れの美しい勇者ロボットとなり、自作のテーマソングを高らかに歌い上げ、イサミへの言えない想いを堂々と訴え、彼と共に世界を救いたい願いを叶える存在。リビドーの塊。無機の身体に有機的な欲望をガンガンに詰め込んだスーパーロボット。実際スーパーロボットの歴史の中でも唯一無二と言えるかもしれない。あと無機なのにブレバ汁とか妙に有機っぽいとこもある。アフストでも涙…?の表現として出てきていたし。
 ルイス・スミスの内包する魂自体が大きすぎて、人間の肉体では持て余してしまうのかもしれない。9mくらいで丁度良いのかも…でも金髪青眼イケメンイケボのパーフェクトボディも大事にしてくれな(何度でも言う)
 キング大将の厚意で一度は秘匿されたブレイバーンの存在だったけれど、即ちスミスの欲望の秘匿でもあり、あのままだともしかしたら、スミスは生涯想いを告げられなかった可能性もあるわけで。でも全力でキングさんの思いやりだしな…難しいね…思いやり…

ここまでババーッと書いたら、あんま悲観しなくてもいいような気がしてきたな!
やっぱり考えをまとめておくのって大事だ…
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